2ご挨拶平素より、当協会の業務運営につきまして、格別のご支援とご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。本年度も、当協会の事業実績や経営計画等をまとめた「横浜市信用保証協会の現況DISCLOSURE 2022」を作成いたしました。ご高覧いただき、当協会の取組みについてご理解を深めていただくとともに、忌憚のないご意見を頂戴できれば幸いに存じます。私どものビジョンや具体的なアクションを少しでも知っていただくことで、市内事業者の皆さまへの支援強化に向けて、関係機関の皆さまとの更なる連携に繋げられればと期待しております。さて、令和3年度は、東京オリンピック・パラリンピックなどの明るい話題もございましたが、新型コロナウイルス感染症との戦いと共存方法の模索に奔走する中、ウクライナ侵攻によって先行きへの不安に追い打ちをかけられた1年でございました。当協会では、市内事業者の皆さまのお力になれるよう、国や横浜市などの政策保証を活用した資金繰り支援、並びに経営課題の解決に向けた経営支援に全力で取組んでまいりました。また、営業部を経営支援部に改組するとともに経営支援室を創設し、市内事業者の皆さまのライフステージに応じてきめ細かく対応できるよう組織体制の充実を図ったところでございます。この間の金融機関並びに関係機関の皆さまのお力添えに対し、改めて心より感謝申し上げます。この先、新たな変異株の発生リスクをはじめ、ウクライナ情勢や急激な円安の影響等による資源・原材料の高騰など、依然として厳しい経営環境が続くことが懸念されます。当協会としましては、資金繰り支援をはじめ、持続可能な経営や新しい時代に適合した成長を後押しできますよう、引き続き関係機関の皆さまと連携し、しっかりと取組んでまいる所存でございます。また、私ども協会自身も、更なる経営効率化と市内事業者の皆さまの利便性向上を図るため、昨年と同様、プロジェクトチーム方式によりDXの推進に積極的に取組むほか、去る1月に行った「SDGs宣言」に基づき、市内事業者の皆さまとともに持続可能な社会の実現に貢献してまいります。当協会のイメージキャラクターである「ハマ福」も就任から1年を経過しました。駅(日本大通り、横浜、新横浜、上大岡)の広告看板をはじめ、「ハマ福」にはより一層頑張ってもらおうと考えています。これからも皆さまに親しまれ信頼される協会を目指し、市内事業者の皆さまに寄り添い、横浜経済の発展のため、そして経営者・従業員・ご家族の皆さまの幸せのため、役職員一同、全力を尽くして取組んでまいります。引き続きのご支援、お力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。令和4年7月横浜市信用保証協会会長 横山 日出夫ご挨拶
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