事業計画・評価暇取得を推進させることができました。超過勤務時間削減の取組みについては、超過勤務命令簿、出退勤ログ(記録)、パソコン起動時間のログ(記録)を用いて出退勤時間を見える化して管理するなど、長時間労働削減に向けて適切に管理を行いました。その他、業務多忙やコロナ禍の閉塞感により疲労した心身を癒すことを目的として、落語家を招いてのメンタルヘルス研修を実施しました。さらには、当協会で初めて、男性職員による育児休暇取得が実現しました。休暇制度概要や復帰プログラムなどの説明により、職員の安心感が増したことやワークライフバランスの重要性が浸透したことによるものと評価しています。①反社会的勢力に関する情報を収集するとともに、当該情報を一元的に管理したデータベースを活用して、反社会的勢力排除に向けた取組みを継続する。新型コロナ関連保証の申込増加に伴い、反社会的勢力照会や税務照会が前年より増加・集中しましたが、遅滞なく迅速な対応ができました。②神奈川県暴力追放推進センターや神奈川県企業防衛対策推進協議会等の関係機関からの情報収集に努めるとともに、神奈川県警察本部ならびに各支所を管轄する地元警察署、神奈川県弁護士会等との連携を図る。今年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、神奈川県企業防衛対策協議会や県内信用保証協会暴力団等排除連絡協議会などの会議は中止となりましたが、県警への照会は滞りなく行うことができました。保証協会共同システム等の継続的な安定運用に努める。また、老朽化したサーバ等の機器の更改を行うとともに、新しいOCRシステムへの切り替えにより業務の効率化を図る。一年を通じて、新型コロナウイルス感染症関連保証制度の申込急増によるシステム稼働時間延長に対応するとともに、業務用端末の増設などにより、急増した保証申込に対してもコンピュータシステムの安定運用を維持できたことは評価しています。また、新しいOCRシステムへの切り替えも行い、業務の効率化を図ることができました。加えて、Web会議システムを導入して非対面による意思疎通ツールを確立するとともに、本所各部署にモバイルPCを配布して利便性を向上させることができました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあって令和2年度中に実施できなかった基幹サーバ更改については、保守契約を1年間延長したことから、令和4年2月までに更改作業を完了させる予定としました。10)反社会的勢力排除に向けた取組みの継続11)コンピュータシステムの安定運用12)広報の充実各種広報物への広告等掲載やLINEを活用した情報発信、ビジネスフェアへの出展などを通じて中小企業・小規模事業者をはじめ、広く横浜市民に当協会の役割や取組みを周知するとともに、「職員一人ひとりが協会の広告塔」との意識を醸成する。ホームページとLINEを活用し、当協会の取組みに限らず国などの中小企業支援施策を積極的に配信しました。令和2年7月20日の「中小企業の日」には、当協会と㈱神奈川新聞社のトップ対談記事が同紙に掲載され、「中小企業の日」であることを周知するとともに、当協会の歴史や取組みを発信することができました。また、例年の広報活動に加え、Yokohama Big Advanceへの加入による会員企業への広報、イメージキャラクター「ハマ福」の策定、創業ガイドブックの発行など、新たな広報ツールの創設により、広報の幅を広げることができたものと評価しています。「職員一人ひとりが協会の広告塔」との意識醸成を目的とした広報研修は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により未実施となりましたが、令和3年度以降新型コロナウイルス感染症の状況に応じて対応する予定としました。13)CSR活動の推進企業の社会的責任を果たすため、地域社会に貢献できる活動を推進する。横浜マラソンは中止となりましたが、医療従事者を応援するため全役職員より募金を募り横浜市へ寄附を行ったことや、災害備蓄用のパン303缶を公益社団法人フードバンクかながわを通じて食品支援を必要としている方々へ寄贈するなど、視野を広げて新たなCSR活動に取組みました。横浜市立大学での出張講義は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンライン授業となりましたが、オンライン特有のアンケート機能も活用して双方向の授業を実施できました。担当准教授から「次年度もお願いしたい」との言葉をいただくことができ、学生からの評価も総じて良かったことから、成果を上げることができたものと評価しています。また、県内3協会(神奈川県信用保証協会、川崎市信用保証協会)と障がい者支援施設の共同でマスクケースを作成しました。施設の理事長をはじめ、職員の方々からも「また機会があったらお願いしたい」との言葉をいただくことができ、次に繋がり得る取組みであったと評価しています。20
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